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皆さんこんにちは!
埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っている
株式会社戸田土建、更新担当の富山です。
建築工事のスタート地点で最も大切なのが 設計図の確認 です。
設計図は、建物の姿・性能・構造を細部まで表す「工事の青写真」であり、現場の職人や監督が同じ方向を向いて作業を進めるための共通言語となります。
ここでの確認作業を疎かにすると、後の工事全体に影響を及ぼすため、時間をかけて徹底的に行うことが求められます。
基礎形状のチェック
建物を支える基礎は「布基礎」「ベタ基礎」など種類があります。敷地の地盤状態や建物の規模に合わせて正しく設計されているかを確認します。基礎の形状を誤ると、不同沈下や耐震性低下の原因になりかねません。
配筋計画の精査
鉄筋は建物の骨格を守る重要な要素。鉄筋の径・本数・配置間隔・重ね継手の位置などを確認します。もし鉄筋が不足していたり配置が間違っていると、完成後に建物の強度が不足し、耐震基準を満たせなくなる恐れがあります。
寸法の整合性
設計図上の寸法と実際の敷地条件を細かく照合します。数センチの誤差でも、柱や壁、屋根の施工精度に影響を与えます。建物全体の水平・垂直が乱れると、内装や設備の取り付けにも不具合が生じるため、最初の段階で必ず修正します。
設計図の確認は、設計者だけでなく施工管理者や現場の職人も加わり、 多方向からのダブルチェック を行います。
設計者:設計意図や構造的な根拠を説明
施工管理者:施工可能性や安全性を検討
職人:実際に作業する視点からの意見を反映
この連携により、机上の図面と現場の実情をすり合わせ、ミスや不整合を未然に防ぎます。
設計図確認を徹底しないと、以下のようなトラブルにつながります。
基礎の位置ズレ → 建物が敷地境界をはみ出す
配筋不足 → 耐震性が落ち、重大な事故のリスク
寸法誤差 → サッシやドアが収まらず、工期遅延
つまり、設計図確認は「トラブルを未然に防ぐ保険」であり、工事をスムーズに進めるための出発点なのです。
設計図の確認は、建築工事の精度を守る最初の要です。
基礎形状・配筋計画・寸法を丁寧に照合
設計者・監督・職人が連携して確認
手戻りやトラブルを防ぐための重要工程
工事の品質は、この最初の設計図確認にどれだけ真剣に取り組むかで決まるといっても過言ではありません。
次回もお楽しみに!
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埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っています。
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