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戸田土建のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っている

株式会社戸田土建、更新担当の富山です。

 

 

 

📏丁張り(ちょうはり) ― 建物の位置と高さを決める基準線

 

 

 

設計図の確認が終わったら、現場で最初に行う具体的な作業が 丁張り(ちょうはり) です。

丁張りは、建物の位置や高さを示す基準線を現場に設ける工程で、建物を「正しい場所・正しい高さ」で建てるための道しるべになります。

工事のスタートラインともいえる重要な作業です。


📍 丁張りの役割

 

  • 建物の位置決め
     設計図に従い、建物が敷地のどこに建つのかを正確に示す。境界からの距離を間違えると、隣地とのトラブルや違法建築につながる恐れがあります。

  • 高さの基準出し
     床や基礎の高さを決定し、建物全体の水平を確保する。基準がズレると、完成後に床の傾きや排水不良が発生することがあります。

  • 施工の目印
     掘削や基礎工事の際、職人が迷わず作業できるようにする。現場全員が同じ基準を共有することで、工事の精度が向上します。


🔨 丁張りの作業手順

 

  1. 境界と基準点の確認
     測量士や監督が、敷地境界を正しく把握します。

  2. 杭打ち
     敷地に木杭を打ち込み、横板を渡して枠を作ります。

  3. 基準線の設定
     水糸やレーザーレベルを使って直線・水平を出します。

  4. 最終チェック
     設計図と照らし合わせ、誤差がないか再確認します。


👀 現場での工夫と注意点

 

  • 環境条件への対応
     斜面地や軟弱地盤では杭の高さを調整して水平を確保。

  • 天候の影響
     雨風で杭や糸がズレるのを防ぐため、補強を施す。

  • 長期間維持
     工事中に基準が消失しないよう、定期点検を行う。

現場では「丁張りがズレれば建物もズレる」という意識を全員が持ち、慎重に作業を進めます。


✅ まとめ

 

丁張りは、建物の位置と高さを現場に示す「目に見える基準」です。

  • 建物を正しい場所に建てるための必須工程

  • 水平・直角・高さを精密に決定

  • その後の基礎工事・上棟作業の品質を左右する

建物が正しく立ち上がるかどうかは、この丁張りの精度次第。つまり、建築工事の成功は「見えない線をどれだけ正確に引けるか」にかかっているのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第13回~

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📐 設計図の確認 ― 工事精度を守る最初の要(かなめ)

 

 

 

建築工事のスタート地点で最も大切なのが 設計図の確認 です。

設計図は、建物の姿・性能・構造を細部まで表す「工事の青写真」であり、現場の職人や監督が同じ方向を向いて作業を進めるための共通言語となります。

ここでの確認作業を疎かにすると、後の工事全体に影響を及ぼすため、時間をかけて徹底的に行うことが求められます。


📝 設計図確認の具体的なポイント

 

  • 基礎形状のチェック
     建物を支える基礎は「布基礎」「ベタ基礎」など種類があります。敷地の地盤状態や建物の規模に合わせて正しく設計されているかを確認します。基礎の形状を誤ると、不同沈下や耐震性低下の原因になりかねません。

  • 配筋計画の精査
     鉄筋は建物の骨格を守る重要な要素。鉄筋の径・本数・配置間隔・重ね継手の位置などを確認します。もし鉄筋が不足していたり配置が間違っていると、完成後に建物の強度が不足し、耐震基準を満たせなくなる恐れがあります。

  • 寸法の整合性
     設計図上の寸法と実際の敷地条件を細かく照合します。数センチの誤差でも、柱や壁、屋根の施工精度に影響を与えます。建物全体の水平・垂直が乱れると、内装や設備の取り付けにも不具合が生じるため、最初の段階で必ず修正します。


👷 現場での確認体制

 

設計図の確認は、設計者だけでなく施工管理者や現場の職人も加わり、 多方向からのダブルチェック を行います。

  • 設計者:設計意図や構造的な根拠を説明

  • 施工管理者:施工可能性や安全性を検討

  • 職人:実際に作業する視点からの意見を反映

この連携により、机上の図面と現場の実情をすり合わせ、ミスや不整合を未然に防ぎます。


🔎 設計図確認を怠るとどうなる?

 

設計図確認を徹底しないと、以下のようなトラブルにつながります。

  • 基礎の位置ズレ → 建物が敷地境界をはみ出す

  • 配筋不足 → 耐震性が落ち、重大な事故のリスク

  • 寸法誤差 → サッシやドアが収まらず、工期遅延

つまり、設計図確認は「トラブルを未然に防ぐ保険」であり、工事をスムーズに進めるための出発点なのです。


✅ まとめ

 

設計図の確認は、建築工事の精度を守る最初の要です。

  • 基礎形状・配筋計画・寸法を丁寧に照合

  • 設計者・監督・職人が連携して確認

  • 手戻りやトラブルを防ぐための重要工程

工事の品質は、この最初の設計図確認にどれだけ真剣に取り組むかで決まるといっても過言ではありません。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第12回~

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地盤改良工事の種類と特徴

 

 

1. 地盤改良とは

 

地盤改良とは、建物を建てるために土地を強くし、沈下や倒壊のリスクを防ぐ施工のことです。

調査結果で「軟弱地盤」と判断された場合に行われ、建物の規模や地盤の深さに応じて工法が選ばれます。


2. 表層改良工法

 

特徴

地表から2m程度までの浅い軟弱層を対象に行います。

土にセメント系固化材を混ぜ込み、地盤を固める方法です。

  • メリット:コストが比較的安い

  • デメリット:深い軟弱層には適用できない

 

主に戸建住宅や小規模建築に用いられます。


3. 柱状改良工法

 

特徴

地中に穴を掘り、セメントミルクを流し込みながら攪拌し、柱状の改良体を作る工法です。深さ2~8m程度の地盤改良に使われます。

  • メリット:支持力が高く、幅広い地盤に対応可能

  • デメリット:工事費用が表層改良より高い

 

住宅だけでなく、アパートや中規模建築でも選ばれる工法です。


4. 鋼管杭工法

 

特徴

さらに深い支持層に到達させるために鋼管杭を打ち込み、建物を支える方法です。

  • メリット:非常に高い支持力を確保できる

  • デメリット:費用が高額、施工時の騒音や振動が大きい

 

マンションや大型建築など、重量のある建物でよく採用されます。


5. 工法選定の流れ

 

工法は次の要素を考慮して決まります。

  • 建物の規模(木造住宅かマンションか)

  • 地盤の深さと固さ

  • 工事予算

 

地盤改良は「とりあえず強くすれば良い」というものではなく、過剰な改良はコスト増につながり、不十分な改良は安全性に欠けるため、バランスが重要です。


6. 地盤改良の注意点

 

  • 環境配慮:セメントを使用するため、地下水や周辺環境への影響を考える必要がある

  • 将来の解体工事:改良杭が残ることで解体時に影響する場合がある

  • 専門家の判断:設計士・地盤調査会社・施工業者が連携して適切に決定


7. まとめ

 

基礎工事は「地盤調査」から始まり、「必要に応じた地盤改良」を経て進められます。

調査と改良は見えない部分の工事ですが、建物全体の安全性を左右する最重要工程です。

  • 調査で現状を把握すること

  • 改良で弱点を補強すること
    この2つを丁寧に行うことで、安心して暮らせる住まいの土台が完成します。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第11回~

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基礎工事と地盤調査の重要性

 

 

1. 基礎工事の役割

 

建物は、見える部分である柱や屋根だけでなく、見えない「基礎」がしっかりしていなければ長く安心して暮らすことはできません。

基礎工事は、建物の荷重を地盤に伝え、地震や風雨に耐えられる土台をつくるための極めて重要な工程です。

日本は地震が多く、さらに雨や台風による影響も大きい国です。

そのため、基礎工事の質次第で建物の寿命や安全性が大きく変わります。


2. 基礎工事の流れと最初のステップ

 

基礎工事は「設計図の確認」や「丁張り」などから始まりますが、その前に必ず行われるのが地盤調査です。

どんなに強固な基礎を作っても、支える地盤そのものが弱ければ意味がありません。


3. 地盤調査とは

 

地盤調査とは、建物を建てる土地の強さや性質を調べる工程です。

代表的な調査方法に**スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)**があります。

この試験では、鉄のロッドにおもりを乗せ、回転させながら地面に貫入させていきます。

どれくらいの荷重や回転数で地盤に刺さっていくかを測定し、その土地が建物を支える力を持っているかどうかを判断します。

  • メリット:コストが比較的安く、住宅規模の建物では広く用いられる

  • 調査できる範囲:およそ10m前後の深さまで可能

 

調査結果は「N値」と呼ばれる指標や、地盤の硬さ・柔らかさ、層ごとの状態として数値化されます。


4. 地盤調査がもたらす安心感

 

地盤調査をしないまま建築を進めると、以下のようなリスクが生じます。

  • 建物が傾く(不同沈下)

  • 雨水や地下水による沈下

  • 地震時に揺れが大きくなる

 

こうしたトラブルは、修繕に莫大な費用がかかり、場合によっては建て直しを余儀なくされます。

調査段階で土地の弱点を把握し、対策を打っておくことが将来の安心につながるのです。


5. 調査後の判断

 

地盤調査の結果、十分な支持力があると分かれば、そのまま基礎工事に進みます。

しかし、もし軟弱地盤と判明した場合は**「地盤改良工事」**が必要です。

次回は、実際の地盤改良の方法や注意点について詳しく解説していきます。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第10回~

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未来の基礎工事 – エコと技術革新でどう変わる?

 

 

基礎工事と聞くと、「地味」「昔から変わらない作業」なんてイメージを持っていませんか?


実は今、基礎工事はとんでもない進化を遂げようとしています!

キーワードは「環境配慮」と「デジタル化」。

今回は、未来の基礎工事の姿を一般的な市場での例を基にのぞいてみましょう。


1. 脱炭素に向けた資材革命

 

1-1. エココンクリートの普及

従来のセメントよりCO₂排出を大幅に減らせる「低炭素コンクリート」や、産業副産物(スラグやフライアッシュ)を使ったエコ材料の導入が進みそうです。

1-2. 地盤改良も“グリーン”に

従来のセメント系改良材ではなく、石灰や天然素材を活用した「環境負荷の小さい固化材」の研究も進んでいます。


2. 現場の電動化・スマート化

 

  • 電動ショベル・電動杭打機が当たり前に。排ガスゼロで周辺の空気もクリーン。

  • バッテリーシステムの導入で、騒音とCO₂を一気に減らす。

  • ICT施工(ドローンで測量→3Dモデルで設計→自動制御重機で施工)により、効率アップ&ムダ削減。


3. AIとデータ活用で“予防型施工”

 

  • AIで地盤解析
    過去のデータを使って、最適な工法・材料をAIが提案。

  • センサーでリアルタイム監視
    地盤沈下や振動を常時モニタリングし、環境にやさしい施工が可能に。


4. 循環型社会とのリンク

 

  • 廃材リサイクルが当たり前に
    解体したコンクリートや固化処理土を次の工事で再利用。

  • 地盤改良土の再資源化
    環境を汚さず、むしろ資源として循環する仕組みが生まれる。


まとめ

 

未来の基礎工事は、ただ建物を支えるだけじゃありません。

「環境と共生する土台」をつくる仕事へと変わっていきます。

電動重機やAI施工、エコ材料の普及…これからの基礎工事は、まさに次世代型インフラの最前線です。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第9回~

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基礎工事と環境 – 現在の課題を知る

 

建物や橋、あらゆる構造物を支える「基礎工事」。

縁の下の力持ちでありながら、普段はあまり意識されない部分ですよね。

でも、この基礎工事、実は環境に大きな影響を与えていることをご存じですか?


今回は、基礎工事がどんな風に環境と関わっているのか、そして今、どんな課題があるのかを一般的な市場での例を基にわかりやすくお話しします。


1. 基礎工事が環境に与える影響

 

1-1. CO₂排出と資材の問題

基礎工事では大量のコンクリートや鉄筋を使います。特にコンクリートの原料であるセメントは、製造過程でかなりのCO₂を排出するんです。「建物が建つまでにこんなに排出してるの!?」と驚く方も多いはず。

1-2. 地盤改良での薬剤使用

軟弱な地盤では「地盤改良」が必要ですが、セメント系固化材を使うことが一般的。このとき発生する六価クロムなどの有害物質が、地下水や土壌に影響を及ぼすリスクもあります。

1-3. 騒音・振動と周辺環境

杭打ち工事や大型重機の稼働による騒音や振動も、近隣住民や自然環境にとっては大きな問題です。「昼間でも窓ガラスが揺れる!」なんて声も珍しくありません。


2. 現在進められている環境対策

 

2-1. 低騒音・低振動工法

従来の「打撃式杭打ち」から、静かに回転で杭を圧入する「回転圧入工法」などへのシフトが進んでいます。これで騒音や振動を大幅にカット。

2-2. 汚泥処理の改良

地盤改良で発生する汚泥を、セメントや石灰で処理しやすくする工法や、リサイクル利用する取り組みも増えています。

2-3. 工事現場での排ガス対策

ディーゼル規制対応の重機や、排ガスを減らすための施工管理が進められています。最近はハイブリッド重機や電動重機も登場!


3. それでも残る課題

 

  • コストが高い!
    環境対策を強化すると、工事コストはどうしてもアップ。発注者との調整が大変です。

  • 再利用が難しい材料
    固化処理した土や廃コンクリートの再利用には、まだまだ技術とルールが追いついていません。

  • 現場の脱炭素化
    重機の電動化や再生エネルギーの導入は、これからの課題。


まとめ

 

基礎工事は建物の安全を守るために欠かせない作業。

でも、その裏側では、環境とのせめぎあいが続いています。

「安全」と「環境」の両立、これがこれからの大きなテーマですね。


次回は、そんな課題をどう乗り越えるのか、未来の基礎工事についてご紹介します!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第8回~

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プロが教える!基礎工事の鉄則5ヵ条

〜家もビルも“地面の下”がすべてを決める〜

今回は「基礎工事を成功させるために絶対に守るべき鉄則5ヵ条」をご紹介します。

基礎は、建物の安全・耐久性・性能を左右する“最重要工程”です。
一度完成したらやり直しがきかない――だからこそ、慎重に、確実に、段取りよく進める必要があります。


鉄則①:地盤調査を疎かにするな!

 

まず最初の鉄則は、**「地盤調査が全ての出発点」**ということ。

建物の種類や規模に関わらず、以下の調査は必須です:

  • スウェーデン式サウンディング試験(SWS)

  • ボーリング調査(中〜大規模)

  • 表層改良や杭工法の要否判断

「なんとなく地盤は大丈夫そう」という感覚で施工すると、不同沈下や構造クラックの原因になります。
調査データをもとに、地盤の特性に合った設計を行うのが鉄則です。


鉄則②:掘削と根切りは“正確さと排水”が命

 

基礎工事の第一歩となる「根切り(掘削)」では、以下の点に注意が必要です:

  • 高低差がないように水平に掘る

  • 雨水や地下水の排水処理(ポンプや暗渠設置)

  • 周囲の崩れを防ぐための山留め(特に深掘りの場合)

ここでの誤差や水対策の失敗が、後の基礎沈下やコンクリートの品質低下を招きます。
**“地面を整える工程こそ職人の腕の見せどころ”**です。


鉄則③:鉄筋は“寸法・かぶり厚さ”が命綱

 

鉄筋コンクリート基礎において、鉄筋は骨そのもの。
以下の点を守ることが強度確保の大前提です。

  • かぶり厚さ(鉄筋からコンクリートまでの距離)を確保

  • 定着長さ・重ね継ぎ手の規定守る

  • 図面通りの配筋&写真記録で検査に備える

コンクリートに埋めてしまえば見えなくなるからこそ、配筋の精度が信頼の証になります。


鉄則④:コンクリート打設は“スピード×ムラのなさ”

 

コンクリートを型枠内に流し込む作業(打設)では、スピードと均一性が重要です。

  • ポンプ車の段取りと打設ルートを確認

  • バイブレーターで気泡を除去し密実化

  • 打設間の時間を空けすぎない(コールドジョイント防止)

特に高温期や寒冷期は、硬化のスピードが極端になるため、養生シートや急結剤の使用など、現場に応じた管理が求められます。


鉄則⑤:水平と通りを徹底チェック!

 

最後の鉄則は「水平と通り(位置)」の正確性です。
ベースや立上がりが傾いていれば、建物全体の傾きや壁のクラックに直結します。

  • レーザーレベルやトランシットで常時確認

  • アンカーボルトの位置もミリ単位で調整

  • 打設前に第三者チェック(自主検査)

見えなくなるからこそ、“職人のプライド”が形になるポイントです。


■ まとめ:地中にこそ“職人の誠実さ”が宿る

 

基礎工事は、派手さのない地味な仕事に見えるかもしれません。
しかしその精度と品質が、建物全体の安全性と耐久性を決めることは言うまでもありません。

「正しくつくれば、100年持つ」
そんな言葉が嘘じゃないからこそ、基礎には“職人の誠実さ”が試されます。

この5つの鉄則を守ること――それが、これからも社会の安心をつくり続ける、プロの仕事の証です。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第7回~

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基礎工事の歴史:建築の“土台”を支え続けた技術の進化

今回は建築や土木工事の出発点とも言える**「基礎工事の歴史」**をひもといていきます。


建物の安全性や寿命に直結するこの工程――実は、時代とともに驚くほど進化してきました。
普段は見えない部分だからこそ知っておきたい、「地面の下の物語」をご紹介します!


■ 紀元前の時代:石積みと基壇の原始的な工法

 

世界最古の基礎工事の記録は、なんと紀元前3000年ごろのメソポタミア文明やエジプト文明にさかのぼります。
当時の神殿や宮殿は、**巨大な石を整地した地面の上に並べて基礎とする「石積み工法」**が主流でした。

地震や地盤沈下への備えはほとんどなく、建物自体が巨大な重量で地面にしっかり座ることで安定を図っていました。


■ 古代〜中世日本:束石と礎石による“置くだけ基礎”

 

日本でも、古代から中世にかけて**「礎石(そせき)」と呼ばれる石を置き、その上に柱を建てる工法**が広く用いられていました。
有名なのが法隆寺。約1300年前に建てられたこの建物も、礎石の上に柱を立てる形式で、今なお現存しています。

湿気対策としても有効で、地面との間に空間を設けることで通気性を確保し、腐朽を防いでいたのです。


■ 近代:ベタ基礎と布基礎の登場

 

明治以降、西洋建築の影響を受けた日本の建築技術に大きな転換が訪れます。
レンガ・石造・鉄骨建築に対応するために、鉄筋コンクリートと基礎コンクリートの技術が導入されました。

特に昭和に入ると、住宅には以下の2つの基礎工法が普及します。

  • 布基礎:建物の壁や柱の下に帯状に基礎を打つ方式

  • ベタ基礎:建物全体の下に面でコンクリートを打設する方式

これにより、地盤全体に荷重を分散し、不同沈下を防ぐとともに、シロアリや湿気対策にも有効な基礎が構築されるようになります。


■ 現代:地盤改良・杭基礎・免震基礎の進化

 

平成〜令和の時代に入ると、地震大国・日本ならではの基礎技術が進化を遂げます。

  • 軟弱地盤には柱状改良・表層改良・鋼管杭打ちによる地盤強化

  • 高層ビルやマンションでは場所打ちコンクリート杭・プレボーリング杭による深基礎

  • さらに耐震性を高める免震構造(積層ゴムなど)や基礎一体型断熱構造

これらの技術が、現代建築における“強くて長持ちする建物”を下支えしています。


■ まとめ:建物は“見えない基礎”がつくる

 

派手な装飾やデザインが目を引く現代建築ですが、本当に重要なのは地面の下――基礎です。
どれだけ美しくても、基礎がダメなら建物は長く持ちません。

時代とともに進化してきたこの基礎工事の歴史は、「安心して暮らすための努力の積み重ね」そのものでした。

次回は、そんな基礎工事において絶対に押さえておきたい「鉄則」を5つご紹介します!

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第6回~

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現場の1日の流れをご紹介!朝から夕方まで密着!

~基礎工事の現場って、1日どう動いてるの?~

 

今回は、基礎工事の現場の1日を時間ごとに追ってご紹介していきます。


「基礎工事の現場ってどんなスケジュールなの?」「どのくらい動いてるの?」という疑問を持っている方に、毎回ではないですが、大体の現場の1日をリアルにお届けします!


■ 7:30〜8:00:現場集合&KY(危険予知)ミーティング

 

作業員が集合するのは、だいたい7時半から8時頃。
まず最初に行うのは、「KY活動(危険予知)」です。

  • 今日の作業内容の確認

  • 使用重機・工具の点検

  • 現場の危険箇所の洗い出し

  • 持病・体調の申告や連絡事項の共有

この時間をしっかり取ることで、“安全第一”の意識が現場全体に浸透します。


■ 8:00〜12:00:午前の作業(掘削・基礎の準備)

 

午前中は、現場の基礎となる部分の作業を進めます。
この時間は集中力が高く、作業効率も良いゴールデンタイムです。

具体的にはこんな作業が進行します:

  • ユンボによる掘削

  • 捨てコン打設(作業面の基礎コンクリート)

  • 鉄筋の搬入・加工・配筋作業

  • 型枠の組み立て・微調整

天気のいい日には作業がどんどん進みますが、熱中症や粉塵にも気をつけながら、こまめな水分補給も忘れずに!


■ 12:00〜13:00:お昼休憩&チーム交流タイム

 

待ちに待ったお昼タイム。
お弁当を広げて、仲間と談笑したり仮眠を取ったりと、心と体のリフレッシュタイムです。

現場によっては近くの定食屋に行ったり、車で休憩する人もいます。
この時間の「雑談」からチームワークが深まることも多いんですよ。


■ 13:00〜17:00:午後の作業(コンクリート打設・検査対応)

 

午後の作業は、午前中に準備した作業を仕上げる工程です。

  • 型枠完了後、生コン車&ポンプ車到着

  • コンクリート打設スタート

  • バイブレーターで気泡を抜き、強度確保

  • 検査員立会いの中間検査、かぶり厚・寸法の確認

  • 残材の撤収・場内清掃

打設中は緊張感が走ります。失敗が許されない作業だからこそ、みんなで声を掛け合いながら慎重に進めます。


■ 17:00〜17:30:片付け・日報・明日の準備

 

すべての作業が終わったら、使用した工具や資材の片付け、現場の清掃を行います。
それが終わると、各自で作業日報を記入したり、翌日の段取り確認。

「一日一日を丁寧に積み重ねる」
これが、現場の品質にも直結します。


基礎工事の現場は、1日中動きっぱなし!ですが、その分、完成時の達成感とやりがいは格別です。

次回は「基礎工事に必要な資格とスキル」をテーマに、どうすればプロになれるのかをご紹介します!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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戸田土建のよもやま話~第5回~

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基礎工事の現場で活躍する“重機”たちをご紹介!

~現場の相棒は頼れる機械たち~

 

今回は、私たちの基礎工事の現場に欠かせない**“重機”**について、たっぷりご紹介します。
人の手だけではどうにもならないことも、重機の力があればスムーズに、安全に、そして正確に進めることができます。

現場で活躍する重機にはそれぞれに役割と特徴があり、「この機械がなかったら工事は進まない」と断言できるほど重要な存在なんです。


■ 重機たちの働きと役割

 

◎ ユンボ(油圧ショベル)

「掘る」と言えばこれ!基礎工事の現場では最も使用頻度が高い重機です。
正式には「油圧ショベル」と呼ばれていますが、現場では親しみを込めて「ユンボ」と呼ばれることが多いです。

  • 土を掘る(掘削)

  • 掘った土をダンプに積む

  • 整地して地面を平らにする

とにかく何でもこなす万能選手!
アームの操作一つで、数トン単位の土を動かせるため、作業のスピードと効率が格段に上がります。

ユンボには「バックホウ型」「ホイール式」「クローラ式」など種類もいろいろ。
地形や作業内容に応じて、最適なユンボを使い分けるのもオペレーターの腕の見せどころです!


◎ ラフタークレーン

狭い現場でも小回りが利く、**“走れるクレーン”**とも言える存在です。
大型資材や鉄筋束、型枠部材などを吊り上げて所定の位置に運ぶ作業では、クレーンが大活躍します。

  • 高さのある建築物や深基礎の現場

  • 仮設材や型枠パネルの設置

  • 配筋・配管後の重量物据付

操作には技術が必要で、オペレーターは常に安全とバランスを意識しながら作業します。
誘導員との息の合ったやりとりが事故防止にもつながるので、チームワークが求められる重機です。


◎ ミキサー車(生コン車)

コンクリート打設の工程で登場する、回転ドラムが特徴の特殊車両です。
コンクリートは「時間との戦い」。ミキサー車が来るタイミングや打設準備のスピードが合っていないと、作業が滞ってしまいます。

  • 新鮮な状態で現場へ運搬

  • 必要量とタイミングの調整

  • 打設中の品質維持が命

ちなみに、生コンは“打ち始めてから90分以内に完了”が基本ルール。
それだけに、現場の段取り力とミキサー車との連携が非常に重要なのです。


■ 重機オペレーターの技術が作業の質を決める!

 

重機を操作するのは、ただの力仕事ではありません。
まるで精密機器を扱うような繊細なコントロールが求められる作業も多く、経験と技術の両方が必要です。

資格や講習だけではなく、「現場での実践経験」が何よりの教科書。
ベテランオペレーターの動きには、“ブレ”がありません。

どのくらい掘るか?どの位置に置くか?どんな角度でアームを振るか?
すべてが「現場の流れを止めない」ための大切な判断です。


重機は、基礎工事の現場を支える“縁の下の力持ち”でありながら、ある意味で「主役」と言える存在。
これから工事の世界を目指す人も、重機を知れば、現場の見え方がきっと変わりますよ!

次回もお楽しみに!

 

 

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