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日別アーカイブ: 2026年9月1日

戸田土建のよもやま話~第51回~

皆さんこんにちは!

 

埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っている

株式会社戸田土建、更新担当の富山です。

 

 

 

コンクリート強度とは?

― 丈夫な基礎をつくるポイント ―

 

 

 

 

建物を足元から支えている基礎には、主に鉄筋コンクリートが使われています。

基礎は完成後に見えにくくなる部分ですが、建物の重さを地盤へ伝え、長期間安定させる重要な構造です。丈夫な基礎をつくるためには、形や厚さだけでなく、使用するコンクリートの「強度」が欠かせません🏠

今回は、コンクリート強度の意味や、強度を確保するために大切な施工管理についてご紹介します。

 

 

 

コンクリート強度とは?

 

コンクリート強度という言葉は、一般的に「圧縮強度」を指します。

圧縮強度は、コンクリートを上から押したとき、どの程度の力まで耐えられるかを表すものです。建物の用途や規模、構造、設計条件などに応じて、必要な強度が決められます📏

コンクリートは、セメント、水、砂、砂利などを混ぜてつくられます。打設直後は柔らかい状態ですが、セメントと水が反応することで少しずつ硬化し、時間の経過とともに強度が発現します。

ただ固まればよいのではなく、設計で求められた強度を確実に満たすことが重要です。

 

 

 

設計基準強度とは?

 

基礎の設計では、建物を安全に支えるために必要なコンクリートの強度が設定されます。これを設計基準強度と呼びます。

実際に使用するコンクリートは、気温や施工条件による影響なども考慮して選定されます📋

現場で職人が感覚だけで配合を変えるものではありません。設計図書や仕様書を確認し、指定された品質のコンクリートを使用します。

建物ごとに必要な強度や条件は異なるため、事前の確認と関係者間での情報共有が大切です。

 

 

 

水の量が強度に影響する

 

コンクリートの施工性をよくするために、現場で安易に水を加えることはできません。

水を増やすと柔らかくなり、流し込みやすく感じる場合があります。しかし、必要以上の水は、硬化後の強度や耐久性へ悪影響を与える可能性があります⚠️

セメントに対する水の割合は、コンクリートの品質を左右する重要な要素です。

作業のしやすさだけを優先せず、指定された配合を守り、必要な品質を確保することが基本です。

 

 

 

材料だけでなく施工も重要

 

適切な強度の生コンクリートを注文しても、打設方法が不適切であれば、良質な基礎にはなりません。

コンクリートを高い位置から落としたり、一か所へ集中して流し込んだりすると、材料が分離する可能性があります。

また、鉄筋や型枠の間へコンクリートが十分に行き渡らないと、空洞やジャンカが発生することがあります。

打設する位置や順番を考え、バイブレーターなどを使って適切に締め固めることが大切です🔧

 

 

 

締固めで内部の空気を抜く

 

打設したコンクリートの中には空気が含まれています。

そのままでは内部に隙間が残るため、振動を与えてコンクリートを型枠の隅々まで行き渡らせます。これが締固め作業です。

鉄筋のまわりや基礎の角、型枠付近などは、特に空洞ができないよう注意します。

ただし、同じ場所へ長時間振動を与え過ぎると、材料分離を起こす可能性があります。コンクリートの状態を見ながら、適切に作業することが求められます✨

 

 

 

養生が強度を育てる

 

コンクリートは、表面が固まったら完成というわけではありません。

打設後もセメントと水の反応が続き、時間をかけて強度を高めていきます。その間、急激な乾燥、低温、強い日差し、雨などからコンクリートを守る作業を「養生」といいます。

乾燥が早過ぎると、表面にひび割れが発生することがあります。冬期にコンクリートが凍結すると、十分な強度が得られない可能性もあります🌡️

季節や天候に合わせて、シートなどで覆い、必要な温度と水分を保つことが重要です。

 

 

 

強度試験による確認

 

コンクリートの品質を確認するため、必要に応じて現場で試料を採取し、試験用の供試体を作製します。

供試体を所定の条件で養生したあと、圧縮強度試験を行います🔍

また、打設時にはコンクリートの柔らかさや空気量、温度などを確認する場合があります。

目で見ただけでは分からない品質を数値で確認し、記録として残すことも施工管理の大切な役割です。

 

 

 

ひび割れを完全になくすことは難しい

 

コンクリートは、乾燥収縮や温度変化などによってひび割れが発生することがあります。

細いひび割れがすべて構造上の問題につながるわけではありませんが、幅や深さ、発生場所によっては確認や補修が必要です。

材料、打設方法、養生、鉄筋配置などを適切に管理し、ひび割れが発生しにくい施工を行います。

発見した場合は自己判断せず、状態や原因を確認することが大切です。

 

 

 

求職者の方へ

 

基礎工事では、図面を確認し、鉄筋や型枠を組み、コンクリートを打設して建物の土台をつくります👷

コンクリート工事は、一度打設すると内部が見えにくくなるため、各工程を確実に行う責任があります。

未経験の方は、道具の準備、清掃、打設時の補助などから始め、先輩の指導を受けながらコンクリートの性質や施工方法を学びます。

自分たちがつくった基礎の上に建物が完成し、長く利用されることは、この仕事ならではの大きなやりがいです。

 

 

 

まとめ

 

コンクリート強度は、建物を支える丈夫な基礎をつくるために欠かせない性能です。

指定された材料を使うだけでなく、水の量、打設、締固め、養生、試験などを適切に管理することで、必要な強度と耐久性を確保します✨

基礎工事は完成後に隠れる部分が多いからこそ、見えないところまで丁寧に施工することが重要です。

建物の安全を足元から支える技術を身につけたい方は、基礎工事の仕事に挑戦してみませんか?

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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