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戸田土建のよもやま話~第52回~

皆さんこんにちは!

 

埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っている

株式会社戸田土建、更新担当の富山です。

 

 

 

打設時の注意点

― 品質を左右する施工管理 ―

 

 

 

コンクリート打設は、基礎工事の中でも特に重要な工程です。

鉄筋と型枠を正しく組んでいても、コンクリートの打ち込み方や締固め、打設後の養生が不適切であれば、基礎の品質へ影響します。

コンクリートは一度打設すると、内部の状態を直接確認したり、簡単にやり直したりすることができません。そのため、事前準備から打設後の管理まで、計画的に進める必要があります🏠

今回は、基礎コンクリートを打設する際の主な注意点をご紹介します。

 

 

 

打設前の計画が重要

 

コンクリート打設をスムーズに行うには、事前の打設計画が欠かせません。

必要なコンクリート量、打設する順番、生コン車の到着時間、ポンプ車の配置、作業人数などを確認します📋

現場周辺の道路状況や、生コン車が安全に進入・退出できるかも確認します。

コンクリートは時間の経過とともに状態が変化するため、途中で作業が長時間止まらないように段取りを整えることが大切です。

 

 

 

鉄筋と型枠の最終確認

 

打設前には、鉄筋の位置、間隔、重ね長さ、かぶり厚さなどを確認します。

鉄筋がずれていたり、型枠に近過ぎたりすると、基礎の性能や耐久性へ影響する可能性があります🔍

型枠についても、寸法、通り、高さ、固定状態を確認します。コンクリートを流し込むと、型枠には大きな圧力が加わります。

固定が不十分だと、型枠が膨らんだり、ずれたり、コンクリートが漏れ出したりする可能性があります。

打設後には直しにくい部分だからこそ、事前確認を徹底します。

 

 

 

型枠内を清掃する

 

型枠の中に木くず、結束線の切れ端、土、雨水などが残っていないか確認します。

異物が残っていると、コンクリートと下地の一体性や仕上がりへ影響することがあります🧹

鉄筋や型枠の組立作業中には、細かなごみが入り込むこともあるため、打設直前にもう一度清掃します。

また、配管の貫通部分、アンカーボルト、埋め込み金物などが指定位置に設置されていることも確認します。

 

 

 

生コンクリートの状態を確認

 

現場へ到着した生コンクリートは、納品書で配合や数量などを確認します。

必要に応じて、スランプ、空気量、コンクリート温度などの受入検査を行います🌡️

打ち込みやすくするために、現場の判断で水を加えてはいけません。余分な水は、コンクリートの強度や耐久性を低下させる原因になります。

設計図書や施工計画で指定された品質を守ることが重要です。

 

 

 

一か所へ集中させない

 

コンクリートを同じ場所へ大量に流し込むと、型枠へ偏った圧力がかかったり、材料分離を起こしたりする可能性があります。

打設場所を移動しながら、できるだけ均等に打ち込みます。

高い位置から落下させると、砂利とモルタルが分かれやすくなるため、適切な高さや方法で打ち込みます🔧

基礎の形状や鉄筋の密度を確認し、コンクリートが流れにくい部分へも確実に行き渡るように作業します。

 

 

 

適切な締固めを行う

 

コンクリートを打ち込んだあとは、バイブレーターなどを使って締め固めます。

振動によって内部の空気を抜き、鉄筋や型枠の隅々までコンクリートを行き渡らせます。

締固めが不足すると、表面に砂利が集まったジャンカや、内部の空洞が生じる可能性があります。

一方、振動を与え過ぎると材料分離を起こすことがあります。挿入位置や時間を考え、状態を見ながら適切に作業することが大切です✨

 

 

 

打重ねと打継ぎに注意

 

コンクリートは、前に打ち込んだ層が硬くなる前に、次の層を重ねることが基本です。

時間が空き過ぎると、上下のコンクリートが一体化しにくくなり、境目が弱くなる可能性があります。

生コン車の到着間隔やポンプ車の動きを調整し、連続して打設できるようにします🚚

やむを得ず打継ぎを設ける場合は、構造上適切な位置と方法を事前に計画し、必要な処理を行います。

 

 

 

天候への対応

 

コンクリートの品質は、気温や天候の影響を受けます。

夏はコンクリートの温度が上がりやすく、乾燥も早く進みます。冬は硬化が遅れ、凍結への注意が必要です❄️

強い雨が予想される場合は、打設を行うかどうかを事前に判断し、必要な養生資材を準備します。

急な天候変化にも対応できるよう、天気予報を確認し、季節に合った施工計画を立てます。

 

 

 

表面を丁寧に仕上げる

 

コンクリートを所定の高さまで打ち込んだら、表面を平らに整えます。

基礎天端の高さがそろっていないと、その後の土台設置などに影響する場合があります📏

基準となる高さを確認しながら、コテなどを使って仕上げます。

表面に水が浮いている状態で無理に仕上げると品質へ影響することがあるため、コンクリートの状態を見極めることも重要です。

 

 

 

打設後の養生

 

打設が終わったあとも、コンクリート工事は続いています。

コンクリートが必要な強度を発現するまで、急激な乾燥、低温、強い日差し、雨などから保護します☀️

シートで覆う、必要な水分を保つ、寒い時期には保温するなど、天候と気温に合わせて養生します。

十分に硬化する前に型枠を外したり、強い衝撃を与えたりしないことも大切です。

 

 

 

求職者の方へ

 

コンクリート打設は、ポンプ車の担当者、バイブレーターを扱う人、型枠を確認する人、表面を仕上げる人など、仲間との連携で進めます🤝

それぞれが周囲を確認し、声をかけ合うことで、安全と品質を守ります。

未経験の方も、道具の準備や清掃、ホースの取り回しの補助などから始め、先輩の近くで作業の流れを学べます。

経験を積むと、コンクリートの状態を見ながら次の動きを判断できるようになります。

 

 

 

まとめ

 

コンクリート打設では、打設前の計画、鉄筋・型枠の確認、受入検査、打ち込み、締固め、表面仕上げ、養生まで、すべての工程が品質に関わります。

一度の打設を確実に成功させるためには、職人同士の連携と丁寧な施工管理が欠かせません👷

完成後には見えなくなる基礎だからこそ、細部まで責任を持って仕上げます。

仲間と協力して建物の土台をつくり、長く残る仕事に携わりたい方は、ぜひ基礎工事の世界へ一歩踏み出してみませんか?

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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