オフィシャルブログ

戸田土建のよもやま話~第16回~

皆さんこんにちは!

 

埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っている

株式会社戸田土建、更新担当の富山です。

 

 

 

🏗️床付け確認とは?

〜“目には見えない品質”を守る最終チェック〜

掘削工事が終わったあと、すぐに基礎工事が始まるわけではありません。
その前に必ず行われるのが「床付け確認(とこづけかくにん)」です。

これは、掘削した地盤の状態が設計通りで、建物を支えるのに十分な強度を持っているかを確認する最終工程です。
たとえ見た目がきれいでも、地盤が軟弱ならすべてやり直し。
まさに、「現場の命運を握る瞬間」なのです。


🔍 床付け確認の目的

 

床付け確認の主な目的は以下の3つです👇

1️⃣ 掘削深さが設計図通りであるかを確認
2️⃣ 掘削底の地盤が安定しているかを確認
3️⃣ 湧水・軟弱層など、施工に影響を与える要因がないかを確認

この確認をクリアして初めて、「捨てコンクリート(捨てコン)」を打設することができます。
つまり、基礎工事のスタートラインに立つための最終チェックというわけです。


⚙️ 床付け確認の手順

 

1️⃣ 測定と記録
 レーザーやレベル測定器を使い、設計基準面からの高さを正確に測定します。
 数ミリ単位での誤差も許されないため、慎重な作業が続きます。

2️⃣ 地盤の目視・触診確認
 監督員が地盤を踏んで感触を確かめたり、スコップで表面を掘って状態を確認。
 湿り具合や土の締まり具合を五感で判断します👣

3️⃣ 湧水・軟弱層のチェック
 もし掘削底に水が溜まっていればポンプで排水し、
 軟弱な層があれば掘り直して砕石などで補強します。

4️⃣ 最終確認・写真記録
 地盤状態を写真に残し、監督や設計者が立ち会って「合格」を出します。


👷‍♀️ 現場の空気

 

床付け確認の日、現場はピリッとした緊張感に包まれます。
監督員、測量員、施工管理者が全員で掘削底を囲み、慎重に数値を読み取ります。

ほんの数センチの違いが、建物全体の高さや排水勾配に影響するため、
誰もが真剣そのもの。まさに「現場の技術が試される瞬間」です💥


💪 求職者向けメッセージ

 

床付け確認の現場では、技術と責任感が問われます。
でも、そこにこそ職人としての誇りとやりがいがあります。

未経験の方でも、まずは先輩の補助として測量器を扱ったり、
掘削底を整える作業から始めることができます。

現場で学ぶことは多く、最初は緊張の連続かもしれませんが、
数年後にはあなたも監督として、**「この地盤ならOKだ」**と判断できるようになる。
それがこの仕事の面白さであり、成長を実感できる瞬間です🌱


🧱 まとめ

 

床付け確認は、建物の「強さ」と「信頼性」を保証するための最終関門です。
ここでの判断が正確であるほど、その後の施工はスムーズに進み、
完成後の品質にも直結します。

🌍 掘削工事が“形”をつくる仕事なら、
床付け確認は“品質”を守る仕事。

そして、どちらも欠けては建築は成り立ちません。
一つひとつの確認が、未来の建物の安全を支えている。
それがこの仕事の誇りであり、現場に立つ人々の使命です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社戸田土建では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

埼玉県川越市で基礎工事・外構工事(エクステリア工事)をメインに行っています。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png